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2019年3月16日(土)
転職

私が学校を卒業したのはオイルショック後である、最初に入った会社はTVでも有名な企業である。それは「大和ハウス工業」である。いまではお馴染みのTVコマーシャルも・・・・。最近ニュースでも知っているだろう、中国での関連会社で234億円の横領事件があり、大和ハウスでは117億円の損失が出る見込みとか。私が入社した当時は間違いなくブラック企業である、誰もが休みなく働くのを自慢しているのだ・・・とにかく会社のために・・・・。今でも思い出すとあの体験はそら恐ろしいものであった、あの時の朝礼の重たい雰囲気・・・気が狂いそうだ、毎日こんなことするのかとお先真暗な状況・・・もう耐えられないかった。今の若者なら3日もたないのは間違いない。そういう会社とは1か月もいることなく直ぐにお別れした。大和ハウスはプレハブ住宅の元祖ではなかったろうか、ライバルに積水ハウスとかが・・・。ブラックだから退職もさせてくれない・・・当時は20歳である。どうしようか・・・夜逃げである、会社の寮から夜抜け出したのである。勤務地は田舎の僻地である・・・駅まで歩いて夜が明けたのを覚えてる。・・・でも大和ハウスは北海道の実家まで追いかけてきた。親にも迷惑をかけてしまった。今でも大和ハウス工業のTVを見ると嫌な気持ちがわいてくる。大和ハウスを退職後、市役所に入ったが公務員生活も2〜3年で卒業し、それ以降は中小企業など・・・・転々と6社くらい経験した。公務員時代を除けば全てブラック企業であった。でも転職は癖がつくから経験上気をつけたほうがよい。働き方改革が叫ばれている昨今、もうブラック企業は生き残れないであろうか?誰もそんな会社は敬遠する。だから現在は外人が増えている、日本の若い人はブラックは行かない。外人を雇うしかないのである。誰もやりたくない仕事も外国人は賃金が高いとやってくれる。いまは人手不足というが・・・若い人は仕事を選別しているのである。ブラック企業は人手不足である・・・当たり前の話である。特に若い人はそうだ。3Kと呼ばれてた建設業など若い人は集まらない。CADスクールに来る若い女の生徒で建設業の現場で働く人が増えた気がする、昔はほとんど女性はいなかったような気がする。中には現場管理の仕事だとか・・・。建設業も若い男性は避けているようだ。そうでなければ女性でなく男性を雇うはずだからである。肉体労働者も外国人の人材が増えてきた。私の若いころにはなかった状況が今である。コンビニも従業員が集まらないと・・・そんなニュースを最近見た。セブンイレブンである、24時間は無理だという、人が集まらないのである。オーナーも名前はいいが過労死寸前である。オーナーも利益の半分は親会社のセブンイレブンへもっていかれる。あれだけ働いても年収は・・・・とてもじゃないけどお断りである。このままではコンビニ業界も先は厳しい。いま日本にコンピには55000店舗ある。今後は後継者問題で減るのでは?何かコンビニに変わるものが出てきてもおかしくない。やっても収入も大したことない、休みもない、苦労ばかりで過労死と隣合わせである。でも従業員が集まらないのは・・・解決できそうにない。人手不足だから他にもっと楽な時給も高いところへ行く。東北は放射能問題もあり労働時間も短いし賃金も高い。集まっているらしい、詳しい事はわからないが・・・・話にはきくから。転職は現在、求職者にとってはうれしい状況である。いまのうちにお堅い仕事先を見つけておくとよい。東京オリンピックが過ぎたら悲惨な状況になるだろう。経済が止まったら不景気になる。ニュースで中国も工場があちこち倒産が増えてきたようだ。成長はいつ止まるのか?もう始まっている。何でもそうだが株だって上がったり下がったりする。上がりっぱなしはありえない、いつか止まる。地球もそうだが、世の中バランスで維持しているのである。上がったら次は下がるのである。転職したい人は今が絶好のチャンスである。中国経済、アメリカ経済も・・・グローバルな世界になった、中国、アメリカがこけたら日本もこける。日本の株はアメリカ・中国が牽引している。日本が成長しているからではない。これからはAIの時代に入る・・スーパーのレジも自動化されてきた。転職も東京オリンピックまでだと考えたほうがよい。40歳過ぎたらもう駄目である。駄目だというのは望む転職ができないということだ。私事であるが昔不景気の頃、30代後半の時に人材銀行とやらに登録したが・・・全く連絡が来なかった・・・雇用は若い人に先を越されてしまった。北海道はいまだに景気がよくないから・・・相変わらず40歳をすぎたら大変である。北海道はこれからも人口減少してくる。少子高齢化、まわりに高齢者が増えてきた。そういう私も高齢者の仲間入りする時が・・・。生活の道は自分で確保しなくては駄目である。お金がなければ節約するしかない。最終的に日本は生活保護制度が充実している。生きたい人はこの制度により生きられるのである。現在164万世帯ちかくの211万人近くが受給している。年々増加の一途を辿っている。何もせずにお金がもらえて医療費も無料、住宅手当も別途もらえる。素晴らしい制度である。でもある人たちにとっては成長を妨げている。高齢化社会どこまで維持できるか、日本の将来は・・・・。死後の世界を考えたら・・・丹波哲郎という大霊界の宣伝マンを知っているだろうか。「キイハンター」「Gメン75」とかで有名な俳優だが・・霊界に詳しいのである。この世は霊界へいくための修行の場であると。生活保護制度は必要だが、私はもらわずに節約して・・・・霊界へ行きたい。霊界を信じない人も多いから・・・死んだら終わりという・・・信じる人たちは地獄へは行きたくないのである。